咬み合わせについて
咬み合わせの治療で健康的な歯を
「咬み合わせの治療は見た目を気にする人の治療」だなんてお考えではありませんか? 咬み合わせは歯並びの治療はもちろんですが、健康にも影響をおよぼす大事な要素です。咬み合わせが乱れていると、様々な悪影響が出てしまいます。
咬み合わせの乱れがおよぼす悪影響
・咬み合わせの乱れ(不正咬合)
ここで言う不正咬合とは、歯並びとは関係なく上下の歯がきちんと噛み合っていない状態のことです。下あごの生理的な運動(側方運動、前方運動、くいしばり)時に、異常な歯の摩耗が起こったり、顎関節に異常が出たり、歯周病・頭痛・肩こり・めまいなどを引き起こしたりします。
そんな症状が出てしまった人にテンプレート療法(スプリント療法・ナイトガード療法)というものがあります。皆さんはご存じでしょうか・・?
テンプレート療法(スプリント療法・ナイトガード療法)とは、歯をほとんど削らずに個々の歯に合わせて樹脂で作製したマウスピースを就寝中にはめてもらう事により、歯ぎしりやくいしばりから歯を守ったり、顎関節症を治療したりする事です。
①歯ぎしり・くいしばりについて
ほとんどの人が就寝中にしている生理現象です。ストレスの発散等に役に立っているとされる反面、歯を異常に擦り減らしたり、グラグラさせたりするので口腔内には悪影響があります。
②顎関節症
顎関節症とは、下顎の関節が頭蓋骨にある関節円盤に不均等にあたることによって、関節全体に負担がかかり、雑音や痛み、口が開かなくなるなどの症状が出ます。 患者数がここ十数年で増加しており、 主に20~30代の女性に多く、現代病の一つとして挙げられる病気です。
- 口を大きく開けられない。
- 口を開け閉めするとコキコキと音がする。
- あごが痛い。
- 咬み合わせに違和感を感じる。
- 頭痛、肩や首のコリが起こる。
③ 他にこんな事も・・!
歯は増齢的に位置が変わってきます。出っ歯になったり隙間があいてきたり・・
こんな事を予防することもテンプレート療法(スプリント療法・ナイトガード療法)なら可能なんです
このように、咬み合わせの乱れは様々な悪影響をおよぼしてしまうのです。いつまでも健康に暮らしていくためにも、咬み合わせの乱れはきちんと治療しておくことをおすすめします。
気をつけたい入れ歯の噛み合わせ
「入れ歯は使いづらいもの」と決めつけて、入れ歯に対する不満をそのままにしていませんか?入れ歯は、きちんと調整さえすればとても使いやすいものになるんです。入れ歯に関するご不満がある方は、当院までご相談ください。皆さんにぴったりと合った入れ歯へと調整します。
※場合によっては調整だけではなく、作り直すこともあります。その場合は現状を患者さんにご説明し、ご納得いただいてから入れ歯作製にあたります。
ずれた入れ歯の噛み合わせがおよぼす悪影響
全身に悪影響をおよぼすのは天然歯の咬み合わせの乱れだけではありません。入れ歯の咬み合わせがずれていても、同じような悪影響が出てしまうのです。使い心地や快適さはもちろんですが、健康のためにも入れ歯の咬み合わせには気をつけましょう。
当院では、ルシトーン(アルティメット)という入れ歯をおすすめしております。
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